オーダーメイド収納家具
3月に納品させて頂きました保育園様より、追加で収納家具のオーダーをいただきました。
保育園様
『あのぉ~、カタログに載っているこんな感じの収納家具が欲しいんですけど作れますか?』
GROWITH
『もちろんです!せっかく作るなら、先日納品させていただいた別デザインの収納家具との統一感が出るデザインにしましょう!』
こんなところからスタートし約3週間後、いよいよ出来上がりました!
扉の内部には、可動式中板が2枚付いてます。当社でお作りしておりますこの収納家具シリーズの特徴は、背板も含めて本物の木(集成材)を使っている事と、優しく面取りした扉の取っ手部分のデザイン。協力先木工所様のアイディアなのですが、スロークローズの蝶番も含めてとても気に入っております。
ちなみにこちらが納品済みの収納家具。実際にお使い頂いております園長先生からお聞きした話によりますと、一部の子どもたちはこの扉の開け閉めを延々と、黙々と繰り返しているのだそうです。『バタン!』と締めようとしても『スゥ~ッ』と閉まるのが面白いみたいのかなぁ。この様な現場からのお話しをお聞きすると、丸みを帯びた面取りとスロークローズの蝶番を採用しておいてよかったぁ!とつくづく思いました(^^)/
そして今回は、物を頻繁に載せる事を想定した天板には、キズや衝撃に強い耐久性の高い素材を採用致しました。
その材の切断面(木口といいます)を『引き板』といわれる手法で処理した様子がコチラ。要するに、本体と同じ木を1cmほどの厚みで細長くカットし、貼り付けているのです。この様な部分には、『木口テープ』と言われる木目調のシールを貼って「チャッチャッ!ハイッおしまい!」で済ましてしまうケースが多いのですが、そこはこだわりのオーダー家具。こういう細部に渡る作り手からの提案による仕上げが、見た目の美しさだけでなく、最終的には長くお使いいただくための耐久性の確保にもつながって来るのです。
予定通りであれば本日配送されるこの収納家具。何百人、いや何千人の子どもたちの成長を見守ってくれのかなぁ、わくわくドキドキ、楽しみでなりません(^.^)